マラウイ ミスク組合 AB plus ニカ ゲイシャ カティモール
複雑性と調和が織りなす、記憶に残る一杯。華やかな香りと果実の酸味、チョコレートの甘苦さが調和した、満足感の高いエスプレッソの物語へようこそ。
カップからはスミレのような華やかなフローラル香が立ち上り、続いて熟したオレンジやダークチェリーの甘く爽やかな芳香が感じられます。温度が落ち着くと、ブラウンシュガーやミルクチョコレート、微かなスパイス香が加わり、複雑な香りの層を形成します。
オレンジやカシスを思わせる、明るくジューシーな酸味が特徴です。エスプレッソで凝縮されながらも、刺激的すぎることなく、全体の味わいに心地よいアクセントと爽快感をもたらします。
ブラウンシュガーや黒糖、熟した洋ナシを思わせる、コクのあるしっかりとした甘さです。この甘味は口の中で優しく広がり、後味にも長く続くことで、満足感を高めます。
ダークチョコレートや高品質なカカオを連想させる、上質で心地よい苦味です。酸味や甘味とのバランスが絶妙で、全体の味わいを引き締め、深みを与える重要な役割を担っています。
ミディアムからフルボディ。エスプレッソにすることで厚みを増し、濃厚で滑らかな口当たりが楽しめます。マラウイ産ゲイシャ種由来の「丸み」が、この優れた質感に貢献しています。
飲み込んだ後には、まず爽やかな感覚が訪れ、その後フローラルな香りとカカオのような甘くほろ苦い余韻が心地よく長く続きます。クリーンですっきりした後味も、品質の高さを物語っています。
アフリカ・マラウイ北部のミスク組合。コーヒーの収益で地域の診療所を運営し、人々の生活を支える、物語のあるコーヒーです。
華やかな「ゲイシャ」、力強い「ニカ」、そして味わいの土台となる「カティモール」。三つの品種が織りなす、絶妙なブレンドです。
ウォッシュト(水洗式)とアフリカンベッドでの天日乾燥。雑味のないクリーンな風味と、豆本来の個性を最大限に引き出します。
この豆は、華やかさと飲みごたえを見事に両立させています。ゲイシャ種の明るい個性がありながら、ニカ種とカティモール種がしっかりとしたボディと甘苦いコクを与え、安定感のある味わいを生み出しています。浅煎りでは紅茶のように、深煎りではチョコレートのように、焙煎度によって様々な表情を見せるポテンシャルの高さも魅力です。一杯の中でダイナミックな風味の変化を楽しめる、まさに記憶に残るコーヒーと言えるでしょう。